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2005年12月19日

cPC

DualCor社から、Windows XP Tablet EditionとWindows Mobile 5.0が切替えで動作するセルラーフォン「cPC」が来月のComputer Electronics Showで公開されるようだ。cPCはアプリケーションを起動するときに、x86かスマートフォンかを選択できる。

cPC-Mibile.jpg

サイズは6.5×3.3×1.2インチで800×480の5インチ・タッチスクリーン。このスクリーンはLG社の特殊ガラスを使用し非常に明るくなっている。USBポート3つ、ミニVGAポート、ステレオ・ヘッドセット、左右のマウスボタン、ポインター・スティックも付いている。

WindowsXPとして見ると、スペックは1.5GHzのC7-Mプロセッサに1GBのメモリ。このチップを選んだのは7.5ワットで通常のコンピュータと同じパフォーマンスを得ることができるからだそうだ。

スマートフォン(セルラーフォン)としての見るとOSが Windows Mobile 5.0 PocketPC Phoneエディションで、IntelのPXAコミュニケーションプロセッサを搭載。DRAM128MBに1GBのフラッシュメモリを積んでいる。

XPを使った「フル・コンピューティング・モード」での駆動時間は3~4時間。スマートフォンでの駆動時間は8~12時間。

cPC-XP.jpg

40GBのハードドライブはWindowsXPとWindowsMobileで共用している形。
XP側で作成したデータを、起動の速いスマートフォン側でオンデマンドに閲覧なんていう連携も可能なんだろうね。

さらにこのcPC、ドッキングモードでクレードルを繋げば、通常のデスクトップPCと同様の使い勝手になるそうです。

メールやウェブのチョイ見のような、軽い用途にはスマートフォン側を使って、そこからさらに深く展開していくような仕事にはXP側を使う。さらにオフィスに持ち帰ってクレードルに繋げば、データをシンクロさせることもなく、そのまま作業を続行できる。

ちょっと試してみたいワークスタイルではあります。

来年の3月には1,500ドルで購入できるような話も出ていますが、この辺は流動的。
ノートPCの値段が下がってきていますので、cPCのような製品の価格帯は "Magic Number" ですね。

投稿者 Yos : 12:39 | コメント (0) | トラックバック

2005年12月17日

Ink Ez

最近、TabletPCのプログラミングを始めました。

というのもボクは数年前から学生なので開発キットなどが学割で買えるからなのです。
(年明けに試験があるんだよなぁ、正月は試験勉強ですな)

アカデミックパックのさらに廉価なパッケージで、20万~30万円相当の開発キットが5000円ぐらいで買えてしまうのです。先日、学生証のコピーを送付して登録完了しました。Microsoftは「学生が技術習得に最適なツールを提供」と言ってますが、まぁ囲い込みですね。おかげでボクは得できました。

AppleがタブレットMacを出してくれるまで(出してくれるかなぁ)Windows XP Tablet Editionで遊んでみることにします。

さて当面の開発課題は、手書き入力。Tabletエディションの文字入力パネルは、文字認識レベルは素晴らしいですが、使い勝手が最悪。これをなんとか改善すべく思案中です。

プロトタイプをいくつか製作してみましたが、ユーザーインターフェイスの部分で試行錯誤しています。
目指すはキーボードなしのピュア・タブレットでの快適な文字入力。子供でも簡単に操作できるようなのがいいですね。

プロジェクト名は "Ink Ez"

投稿者 Yos : 11:37 | コメント (0) | トラックバック

2005年12月16日

Google Music

楽曲の歌詞やアーティスト、CDタイトルなどを素早く検索できるサービス「Google Music」が開始されました。

鳴り物入りで登場した割には Googleらしくインターフェイスがシンプルで好印象。

GoogleMusicは検索した結果に、AppleのiTMSなどの音楽配信サービスやAmazon.comなどのオンラインストアのダウンロードサービスへのリンクが張られるというもの。たとえば歌詞で検索して、そこからCDの購入やiTunesでのダウンロード購入に直にジャンプすることができます。

検索結果のアーティスト名をクリックすると、そのアーティストの過去のアルバムやGoogleNewsでの最新ニュース、GoogleImageでの写真、GoogleGroupsでのディスカッションなど、アーティストを取り巻く情報を見ることもできる。

歌詞の一部を憶えてるんだけど曲名もアーティストも分からないってのがたくさんあるよね。こんどどこかで聞いたら絶対メモっておこう、なんて思ってる楽曲に限って巡り会わない。GoogleMusicで遊んでたら、さっそく何曲か購入してしまうかもしれないですね。

投稿者 Yos : 10:36 | コメント (0) | トラックバック

2005年12月14日

アラン・ケイのOne Laptop per Childがいよいよ実現

世界中の子供たちに100ドルのノートPCを配ろうというOne Laptop per Child(OLPC)が製造を台湾のQuantaに決定。最終設計から製造を担当するようです。

051117_laptopebook.jpg051117_laptopcrank.jpg

QuantaはHewlett-PackardやDellの製品もOEMで手掛けているようで以外と身近にお世話になっているかもしれないね。

ボクは以前、新型マウスの開発のために台湾に滞在したことがあります。当時、世界のマウスの7割のOEMシェアを持つメーカーは台湾にあったんだよね。このメーカーはMicrosoftマウスも作ってました。

ボクはPC側のドライバを書いていたんだけど、マウス側のファームウェアを書いていた王さんと意気投合してちょくちょく屋台に出かけたりしてました。台湾の人は押しが強く、車を運転させると車輌感覚がミリ単位でスゴイというイメージが残ってます。

OLPCもガンガン進めて欲しいですね(笑)

投稿者 Yos : 22:07 | コメント (0) | トラックバック

2005年12月12日

Ajaxで文字認識

Googleをはじめとして今年はAjaxが大流行でしたね。こんなサイトもありました。

Ajaxを使った手書き文字認識

ブラウザ上で手書き文字を書くと、ほぼリアルタイムに認識し確率付きで10個ピックアップしてくれます。なかなか面白いです。

投稿者 Yos : 22:07 | コメント (0) | トラックバック

2005年12月09日

6歳でも使えるコンピュータ

ウチの子も来年6歳。
よく遊び、よく笑い、よく学べ。

ぼくはコンピュータをツールとして子供に使わせたいと思ってます。

以前も話題にしたかもしれないけれど、コンピュータを使う時にIME(InputMethodEditor)が必要になるかどうかでその国の情報リテラシーが大きく左右されると思う。キーボードから打ち込んだ文字がそのまま画面に出てくるのなら、文字の形を判断できさえすれば子供でもコンピュータを使って好きな情報を調べることができるからね。

たとえば街で "CAT" という文字を見て「あれは何だろう」と思った時に、アメリカの子供ならパソコンを立ち上げてGoogleに接続して C-A-T をキーボードから探して打てば検索できる。
これを日本の子供に置き換えてみると、街で見た「猫」という文字で情報を検索するために必要なのは

 ・「猫」を「ねこ」と読むスキル(漢字読解)
 ・「ねこ」を "neko" に変換するスキル(ローマ字変換)
 ・IMEを使って "n-e-k-o" と打ち、「猫」に漢字変換するスキル(IMEの使い方)

ざっとこれだけのスキルが必要になる。「猫」というキーは無いからね。

しかし子供でもタブレットPCなら、多少ミミズが這ったような字でも「猫」という線画イメージさえ書ければコンピュータを使えるようになる。「見たものをそのまま書く」ことによって、コンピュータの可能性と応用範囲は飛躍的に広がることになり、利用者の年齢層も子供から老人まで大幅に広がる。

これが普通のパソコンとタブレットPCの大きな差。
「電子文書に直接手書き文字が書き込める」とか「プレゼンにチカラを発揮」とか、そんな話じゃない。

裏返して言えば、欧米でタブレットPCがブレークしてこないのは、みんなが年齢に関係なくキーボードが使えるから。キーボードに慣れた視点から見下ろして

  従来パソコン+手書き=タブレットPC

という売り方をしているうちは、タブレットPCはブレークしてこない。ある業務を効率化するという見方じゃなくて「日本の情報文化レベルを底上げする」ぐらいの勢いもってやらないとね。日本の情報文化の足カセであるIMEを払拭できる可能性をタブレットPCは持っているわけだ(※1)。

「タイプライター文化の欧米 vs 手書き文化の漢字圏」といった構図でしょうか。漢字圏でこそタブレットPCなんだけどね、ホントは。

※1)厳密にはタブレットPCも手書きIMEを通してますけど。

投稿者 Yos : 13:00 | コメント (0) | トラックバック

2005年12月08日

リファロ

ペーパー・ディスプレイや超薄型電池が登場したけど、こういう素材を見てるとリファロが復活しないかなぁと思ってしまう。

1990年に京セラが発売したリファロは6穴バイブルサイズのシステム手帳でありながら、MS-DOSが走るという刺激的なマシン。表紙の裏に液晶画面、裏表紙の裏にカードスロットが付いたシステム手帳の格好をしている。

refalo.gif

CPUは80186、MS-DOS搭載、JEIDA4.0 のカードスロット2基でLotus1-2-3が走った。80186って・・・組込みマシンのアセンブラをよく書いてたもんです。なつかしー。

入力は液晶にペン入力。入力方式は現在のザウルスの原型にもなっている。ゲームボーイのような十字キーとボタン2個も付いていて簡単なデータ・ブラウズはそれだけでOK。

Refalo-2.jpg

何よりもリファロはシステム手帳なので「紙が挟める」のが面白い。いや、紙のリフィルだけでなくキーボードもリフィルだった。

Refalo-1.jpg

しかもキーボードやポケベルなどのオプション・リフィルはケーブル接続ではなく、リフィルのように挟むだけで使うことができる「電磁カップリング」とか言うスゴイ インターフェイスだったのだ! 京セラ、すごいぞ。

当時すごく欲しかったリファロ。
現在の技術を使ってリファロを再生してくれたら生ツバもんですなぁ。

リフィル見開きのタッチパネル液晶画面とか、交換リフィル・バッテリーとか。オペレーティングシステムは、もちろんNewton OSでね。

投稿者 Yos : 11:30 | コメント (0) | トラックバック

2005年12月07日

曲がるバッテリー

薄型ディスプレイの次は、薄型バッテリーが登場。

paper_battery.jpg

NECが開発した超薄型バッテリーは、ごらんのように手で簡単に曲げることができる。厚さわずか0.3ミリ。30秒の充電でLEDを20分程度点灯させることができるらしい。

いろいろと応用できそうです。

投稿者 Yos : 10:32 | コメント (0) | トラックバック

2005年12月06日

電子ペーパー・ディスプレイ

Plastic Logic社が高松市で12月6日から開催されている「第12回 International Displays Workshop」で電子ペーパー・ディスプレイを紹介。

ph1.jpg

プラスチック上にトランジスタをプリントするという手法で製造されるこのディスプレイは厚さ0.4ミリ未満。画素数800×600ドットで100dpiの4階調グレースケール。100dpiだから見た目には新聞紙の印刷と比べても遜色ないレベルだと思われる。

紙に印刷したように見える電気泳動ディスプレイの材料 E Ink Imaging Film を使用しているので電力を消費するのは画像イメージを変更する時だけ。グレースケールの階調を上げていくことは技術的にさほど難しくないと言うことだし、圧力センサーをスクリーンの下に設置しディスプレイの光学性能を低下させること無くタッチスクリーンを実装することもできるとのこと。

Plastic Logicは今年10月にDoCoMoとの共同開発に合意していて、移動体通信のユーザーインターフェイスが劇的に変わることも期待できるね。

i-ModeケータイとBlueTooth接続された電子ペーパーが毎日の新聞を運んでくるなんてこともありえるかも。

投稿者 Yos : 12:34 | コメント (0) | トラックバック

2005年12月05日

手帳で楽をする

手帳というのは「自分とアポを取る道具」とボクは考えてます。だから
舘神さんの「手帳は楽をするための道具」という考えには、まったく同感。

たとえ決定していない予定でも手帳に書き込んでおくことで、その前後の時系列の繋がりが把握できるし、リマインダーの役割も果たしてくれますからね。
またToDoに関しても、そのタスクが必要と分かった時点でいつ作業するのかを、その場で決めてスケジュールに落とし込む(=自分にアポをとる)のが楽をするコツだと思います。

「予定」というのは動的だけど「ToDo」ってのは静的なイメージで捉えがちですから、ボクは予定もToDoも同列に扱うようにしてます。予定はこなせても、ToDoを先送りする人って案外と多いんじゃないかな?

とくに忙しい時は「手帳に書き込む」=「作業や予定をブレークダウンして自分にアポを取る」というイメージです。
これはNewtonを使っていて身に付いた癖かもしれません。PDAってワークフレームだから、こういう癖を身につけるガイドラインとしては便利なのかもしれませんね。

スケジュールなんて「予定」ですから、どんどん変更していけばいいと思いますし、予定を変更した事実自体も履歴情報として有用なものと考えます。だから消しゴムは使いません。
Newtonでは予定の変更はタップ&ドラッグで簡単ですが、変更履歴が残るという点では手帳の方が良いですね。
そういえば変更履歴の残るスケジュールソフトって、あるのかな?以外と重要な情報だと思ってるんですが。

投稿者 Yos : 10:00 | コメント (0) | トラックバック

2005年12月04日

WorldWide Newton Conference 2006

Macworld Expo直後の2006年1月13日から15日にかけて、サンフランシスコでWWNCが開催されます。今回もAdam Tow, Paul GuyotらのプレゼンテーションをはじめパネルディスカッションやNewtonの最新ソフトのデモもあるようです。

投稿者 Yos : 07:33 | コメント (0) | トラックバック