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2005年06月06日

Einstein - UP2

Einstenの User Preview 2 がリリースされました。
数多くの修正点の中で特筆すべきなのはPCカードスロットを2基エミュレートしていることでしょう。PCカードスロットのエミュレートはまだ動いてはいないようですが、実装されつつあります。

UP2での変更点は以下の通り。

- ポートオーディオインタフェースの書き直し
- オーディオインタフェースにCoreAudioを追加し、こちらをサウンドマネージャのデフォルトとした
- マウスボタンが押されている時に画面が更新されないというTigerでのバグを修正
- READMEをユーザーズマニュアルへ
- モニターモードへのブレーク、ログへの書き出しをサポートするNewonScriptグローバル関数を追加
- ユーザーデータをアドレス帳からインポート。
- Einsteinが動作しているホストMacのタイムゾーンに合わせるようになった
- TCP/IP経由でROMダンプするためのGUIを作成。ターミナルでNCコマンドを打ち込む代わりとして使用できる。
- PCMCIAソケットを2基エミュレート。割り込みは未サポート
- シリアル番号チップをエミュレート。NewtonIDは0000-4E65-7774-6F6E
- リブート時にデータロスを起こすバグを修正
- プリファレンスの設定内容がファイルに保存されるようになり、セットアップウィンドウをスキップすることが可能になった。
- 今までコンソールにログ出力されていた警告メッセージは、NSAlertでレポートされる。

投稿者 Yos : 09:21 | コメント (2) | トラックバック