日本語で通信したい!

という欲求から生まれたのがETermです。

Newtonに関しては、いろいろな通信ソフトがありますが、ETermはNiftyをターゲットにしているところに特徴があります。もちろんNifty以外の使い方も出来ます。

ETermは kanakanaでお馴染み、桑原さん作の kwTermをベースにしています。改造および公開に際しては桑原さんに許可をいただきました。桑原さん、ありがとうございました。

こんな情報があります

最新情報

操作方法について

各種設定について

サポートについて

ダウンロード


 
最新情報最新のETermは 1.2.4です

98/03/15

・NiftyRoad7のログインシーケンスに対応(1.2.4)

今までのETermではRoad3〜5までのログイン手順にしか対応していませんでした。

Road7は若干手順が違うので、切替用のチェックボックスを追加しました。「Login」の横にある「Road7」チェックボックスをチェックしておくとRoad7用のログインを行います。もちろんRoad7のアクセスポイントに電話して下さいね (^^)

ついでと言ってはなんですが、Road2にも対応しました。こちらはちょっと手間がかかります (^^;;

-- Road2接続手順 --

・Road2アクセスポイントの電話番号を入力しておく

・「Send」ボタンの横のピッカーから「@P」を選んでおく

・Connectボタンを押す

・画面に「接続しています」→「接続しました」と出てから5秒ぐらい待って「Send」ボタンを押す

・「HOST NAME?」と表示されたら「Login」ボタンを押す

なおRoad2の速度の遅さのため、ログインが失敗する場合もありますが、その場合はもう一度最初からやってみてください。

ボクのテストでは1回か2回でログインできます (^^)

98/02/27

・Sendを押すとエラーが出るバグを修正(1.2.3)

Sendの横にあるコマンド入力フィールドにヒストリー機能を追加した時(1.2b1ですね)にバグを作りこんでいたようです。動く人もいたようですが、新規に使い始めた人はきっとエラーで止まっていたでしょうね。

ご迷惑おかけしました、みなさん (^^;;

98/02/15

・バージョン表記を改めました

・パルスダイアルできます(1.2.2)

今まではトーンダイアル(プッシュホン) 固定でしたが、パルスダイアルにも対応しました。通常のモデム設定(アクセサリのPrefsでモデム設定する方法)で選択できます。

98/02/09

・サイズ変更できます(1.2b1)

VボタンでETermのサイズ変更がうまくいかなかったバグが取れました。わかってみれば、たいした事ないバグでした (^^;;

・パスワードを*表示にしました(1.2b1)

一度入力すると、次回から*****表示になります。

・コマンドの履歴が記憶されます(1.2b1)

Sendしたコマンドを憶えていて、次回立ち上げ時にもピッカーで選択できるようになりました。最大10コマンドで、これを越えると一番古いものから消されていきます。

98/01/18

・フォント選択できます(1.1b1)

MP2x00やeMateでの使用を考えてフォント選択可能にしました。

E漢字 同様のPrefsを用意してます。

・文字入力ラインでReturnを押すとSendするように修正(1.1b1)

改造の際にレベルダウンしてました (^^;; これでキーボードで使いやすくなったと思います。

・UserID/Password/アクセスポイントがリセット後クリアされてしまうバグを修正(1.1b1)

98/01/14

・ETermを起動するとルーティングメニューとステータスバーがおかしくなるバグを修正(1.0b2)

みなさん、ご迷惑おかけしました (^^;;

97/01/11

・ETermリリース(1.0b1)

 

ETermの開発履歴を見る


 操作方法について

概要

そんなに難しくありません。基本的な使い方はこんな感じです。

1. Niftyに接続して、Autoログインする

2. Niftyに自由にコマンドを送信する (GO FNEWTONとかね)

3. ターミナルログの必要な部分を手軽に切り取って、Notesにコピーする

ここからはオフラインで操作します。

4. Notesに落とした発言をベースにコメント入力のNotesを作成する

5. 作成されたコメントフォームにコメントを書き込む

6. Niftyに送信するページ(Resまたは新規発言)を複数選択して送信用スタックに積んでおく

ここからまたオンラインに戻って、

7. Niftyに接続してログイン(1と同じ)

8. 送信スタックの自動送信を行う

てな操作になります。では、ひとつずつ詳しく見てみましょう。


画面説明

これがETermの画面です。上のほうから説明すると、

User:NiftyのユーザーIDを入力しておきます

Password:Niftyのログインパスワードを入力しておきます

アクセスポイント:右上の入力位置にはNiftyのアクセスポイントの電話番号を入力しておきます

Connect:このボタンで電話の接続、切断を行います

To Notes:このボタンを押すと、そこまでの文字をNotesに落とし込んでから「New Msg」します。

New Msg:Notesに落とし込む文字を一旦クリアします。従って、ここからが新しいノートに落ちることになります。

続いて下段。

Send:この右側が入力フィールドになっていて、Sendボタンを押すと入力フィールドの文字を送信します。この入力フィールドは入力文字を選択することも可能です。詳細はあとから説明あります。

Login:ConnectボタンでNiftyに接続してからこのボタンを押すとLoginシーケンスを自動実行してくれます。正確に言うと、

・サーバーの選択

・使用文字コード選択

・ユーザーID送信

・パスワード送信

までをやってくれます。

H/W Flow:ハードウェアによるフロー制御をしてくれます。通信エラーが頻発する場合には、このチェックをONして下さい。ボクはいつもONしてますが (^^)

Auto Msg:詳細は後から出てきます。ONにすると、Niftyへ送信するメッセージやコマンドを自動送出します。

:このボタンを押すとETermの画面サイズが変わる予定なのですが、まだ、うまく機能してません。ボタンを押してからETermを一旦終了して、再度起動すると画面サイズが変わります。必要のある人はやってみて下さい。


ログインして会議室ログを取る

1. Niftyに接続して、Autoログインする

必要な情報(ユーザーID、パスワード、アクセス電話番号)を入力しておいてConnectボタンを押したところです。

場合によっては「EC Type:Unknouwn(0)」までで止まっていることもあります。ここで「Login」ボタンを押すと、

Niftyにログインして、ここまで来ます。


2. Niftyに自由にコマンドを送信する

「Send」の右側の入力フィールドにキャレットを持ってきておけば、そのまま文字入力して「Send」で、Niftyにコマンドを送れます。

例)「GO FNEWTON」と入力して「Send」するとNewtonフォーラムへ移動する。

- FNewtonに入ったところ -

この入力フィールドでは「Send」ボタンを押す代わりにハードウェアキーボードの「Return」が使えますから、キーボードを使うと楽に通信できると思いますよ(特にeMateとかね)。

文字を入力せずに「Send」すると「Return」を押したのと同じことになります(SendとReturnは同じ意味なのです)。

入力フィールドは文字のピックアップもできるので、便利に使って下さい。


3. ターミナルログの必要な部分を手軽に切り取って、Notesにコピーする

「GO FNEWTON」「MES」とコマンドを送って、Newtonフォーラムの会議室まで来ました(この操作はピッカーを使えば簡単にできます)あとはNiftyのコマンドをうまく使って会議室の発言をチェックして行きます。

(以下、実際の発言を例にしていますが発言者のご理解をいただきたいと思っています。不具合がある場合は連絡いただければ幸いです)

このような発言を区切ってNotesに落としていきます。うまく「New Msg」ボタンと「To Notes」を使いこなしてくださいね。ETerm画面で発言の区切りを確認しながら「To Notes」ボタンを押していきます。Niftyではペアレントモードの場合、「電子会議(1:発言 改行のみ:読む)」というのが発言の区切りです。この度ごとに「To Notes」を押していけばいいことになりますね。

さて、上図がNotesにうまく落ちた例です。ポイントは、

・発言番号がページの最初にきている

・発言区切りで1ページに収まっている

というところです。大事なのは、1行目に発言番号があって、2行目に会議室番号(12)があるところですね(最初の > はどうでも良いです)。

この形にログできると、後から良い事があります (^^)

では一旦、電話を切りましょう。


発言にコメントをつける

4. Notesに落とした発言をベースにコメント入力のNotesを作成する

ETermが動いている状態では Notesのルーティングメニューに「New/Reply/Send」の3つの項目が追加されています。

New Msg:発言へのコメントではなく新規に発言する場合に、発言用のNoteを1ページ作ります。次の情報を書いておきます。

FORUM:フォーラム名称(例:FNEWTONなど)

ROOM:会議室番号

RE:新規発言の場合は「NON」固定です。

なお、Noteのタイトルが発言タイトルになります。

 

Reply Msg:Notesに落とした会議室発言に、返信用のヘッダと全文引用マークを付けます。会議室番号やコメント先の識別は自動的に行いますが、フォーラム名称は特定できないので手入力することになります。「FORUM:」の部分を埋めて下さい。

 

Send:新規発言(New)またはコメント(Reply)をETermの送信スタックに送ります。このあとでETermがNiftyに繋がると、この送信スタックの中身をNiftyに自動送信します。あとで説明しますね。

 

5. 作成されたコメントフォームにコメントを書き込む

ま、こんな感じでコメントを書き込んで行きます(ここではE漢字を使って書き込んでます)。

 

6. Niftyに送信するページ(Resまたは新規発言)を複数選択して送信用スタックに積んでおく

発言するNoteをチェックしておきます。

次にETermを起動して、ルーティングメニューから「Send」します。

この状態では、まだETermの内部にデータが蓄えられるだけで送信はされません。

 


送信データを送り出す

7. Niftyに接続してログイン(1と同じ)

8. 送信スタックの自動送信を行う

Niftyにログインして、Topメニューの状態になったら「Auto Msg」チェックをONにします。これで蓄えられた送信情報が自動送出されていきます。

 


電話を切るのも確実に!

入力ピッカーから「BYE」を選んでおいて「Send」を2回タップすると「BYE --> OFF」の順に送信されます。これでNiftyホストから切断されました。右上の「Hang up」ボタンを押して、電話を確実に切っておきましょう。



 各種設定について 

ETermには機能をチューンナップするために ETermPrefsが用意されています。

= Font =

・ターミナル画面のフォントを変更します。現在システムで使えるフォントを一覧しますので、選択して下さい。

= Apply (設定内容を決定する)=

Applyボタンを押すと、その時の設定をETermに通知します。Applyを押さずに閉じると設定は変わりません


 サポートについて

ETermを使うことによって起きた障害についてはサポートは一切 行ないませんので、個人の責任の範囲でご利用ください。

営利目的ではありませんしユーザーサポートという たいそうなことはできませんが、なるべく使っているみなさんの意見を反映していきたいと思ってます。

そこんとこ、よろしく。


 ダウンロード

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